15年後を見据えた漆
5月21日(日)、飛騨漆の森プロジェクトの植樹祭に、塾生たちと参加してきました。場所は、丹生川町森部。かつては金山として栄えたという、山の奥地です。 塗り師の阿多野さんが、漆掻きに使う容器の作り方についてデモをしてくれま...
5月21日(日)、飛騨漆の森プロジェクトの植樹祭に、塾生たちと参加してきました。場所は、丹生川町森部。かつては金山として栄えたという、山の奥地です。 塗り師の阿多野さんが、漆掻きに使う容器の作り方についてデモをしてくれま...
中級生たちが取り組んできた「椅子の制作」を終え、撮影を行った。制作実習ではやったことのない技術にも取り組みつつ、細部にまで神経を巡らしながら制作できたのではないだろうか。 作品名:イージーチェア 制作者:仲本章伍 寸法:...
全日講座の今日は、初級生・中級生ともに課題制作に取り組んでいる。 初級生の課題は「板組の木箱の制作」、中級生は「椅子の制作」だ。 木取りで長さを間違えたり、分決めで板を削ったら木目が思ったとおりにならなかったりと、初級生...
本日の 全日講座は、飛騨漆の森プロジェクトのお手伝い。 初級生たちと、漆の苗木の冬越し準備のお手伝いに行ってきました。
年末最後の木材市があるということで、土場に広がっている原木の見学に行ってきました。 一昔前と比べると、出品される原木は細くなった印象ですが、それでも太い原木は出ています。 まずは、樹皮を観て、木口を観て、自らの目でよく観...
当塾では、木材を如何に加工するかの「加工技術」のみならず、再生産可能な木という素材に「環境的視点」でアプローチできる人材を育成しています。 そのために大切にしているのがフィールドワーク。頭で学ぶのではなく、五感をフルに発...
今年の初級生、来年になく早くから機械説明が始まってます。 入塾式翌日から、やったことのない作業、使ったことのない木工機械での加工に携わるのがたくみ塾の制作実習。習うより慣れよを地で行ってます。 しかし避けるべきは木工機械...
5月28日の全日講座では、飛騨の漆 復活植樹祭に初級生たちと参加してきました。 漆は15年掛けて木を育てて、一本の木から採れる漆が牛乳瓶1本分。 とても気の長い話ですが、今始めなければ15年後はありません。 毎年関わって...
新潟の道具屋さん「平出商店」さんは、大きなワゴン車に道具を満載して日本全国を行商して回っていらっしゃる。当塾では開塾当初から平出商店さんに手工具の購入をお世話になっているから、かれこれ30年のお付き合いだ。そして、卒塾生...
図面通りのものを作ることと、一からアイデアを練って形にすることの隔たりは大きい。表現したいことと加工できること、やってみたいこととできること、無垢の木ならではの様々なクセ、発表までの限られた日数、そして自らの能力。そうし...
塾生たちの学びのために、毎月書籍を購入してたくみ塾の蔵書を充実させることにした。 今月は、田中淳夫さんが紹介しているこの雑誌にしよう。
初級の課題「板組の木箱」の制作が始まりました。 間違わぬよう、怪我をせぬよう。
年末の審査を終え、材料出しの日。 スタッフから一通りのアドバイスをしたものの、 アドバイス通りにやればいいってものでもない。 基本、モノづくりを志すたくみ塾生は、頑固なのだ。 失敗したって間違えたって、 まずは自分の思い...
モノづくりは、作って終わりではない。 制作実習で携わるアイテムが、 いくら原価が掛かっているのかを把握する必要がある。 目に見える直接経費だけでなく、 目に見えない間接経費をも把握した上で、 モノづくりに向かわなければな...
初級講座では、引き続き木取り表の作成を学んでいる。 今日は、抽斗の部材の木取り寸法の決め方についての話をしている。 木工の制作図面には、部品図面がない。 外形寸法を記入した図面があるだけだ。 仕口の設計や抽斗のクリアラン...
今日は、初級生の課題制作「板組の木箱」の2回目の審査の日。 前回の審査でスタッフから指摘されたことが、再検討して今回のプレゼンにどこまで反映できているだろうか。 二次審査を通過した者は、制作図面・木取り表を作成して、年明...
家具の材積を計算する。 そのためには、構造が頭に入ってなければらならない。 そして、流通している材料の寸法が頭に入ってなければならない。
板組の木箱の基本形を終え、いよいよ応用形へ。 自ら企画設計して、制作に取り組む応用形は、スタッフによる審査を通過しないことには制作に臨めない。 さて今日は一次審査の日。 無垢の木を扱う上での制約をどこまで理解して設計に取...
初級の講座では、木取り表の作成方法を学んでいる。 そして、木取り表を作成するためには、図面に書いてないものを読み込まなくてはいけない。
さて、今日の講座は「木取り」を進める。 木工スクールによっては、木工機械は危ないからと生徒に使わせないところもあと聞く。 一方で、たくみ塾の制作実習では初日から木工機械を使いこなしている。 しかしながら、自ら刃物・定規を...