たくみ塾の強みは、すぐ近くにプロの作り手がいるということ。オークヴィレッジのスタッフを講師に、年間を通じて中級生を対象に特別講座を開催しています。 直近では、拭き漆の講座が進行中。それぞれに手掛けた作品を持ち込んで、漆塗...
初級生たちの講座は、下端定規の制作をもって、手工具がひと段落しました。 頭で理解するものではなく、体で覚える手工具は、人によっては苦手意識を持ってしまいます。そして、講座を終える途端、手にしなくなってしまうもの。 手工具...
たくみ塾の向かいに、地元高山高校の演習林が広がる。林業科の演習で、ばん馬でヒノキを搬出すると言うので、たくみ塾生を引き連れて見学に行ってきました。
初級生の手工具の講座では、ノミの仕込み〜研ぎを終え、カンナの仕込み〜研ぎに入っている。ただし、講座を受けただけで、手工具が使えるほど甘くはない。研ぎ一つ取っても、毎日毎日欠かさず練習して、ようやく身につくもの。カンナの仕...
全日講座の午後、初級生たちを連れてオークヴィレッジの自社林に入り、毎木調査を行ってきました。 オークヴィレッジ社員たちで、かなりの面積は調査したのですが、あと少しの調査を請け負いました。 本当は2週間前に行うつもりが、雨...
(昨年10月の講座の記事です) オークヴィレッジ スタッフを招いての特別講座。今日は材料担当の西﨑さんに、製材所に連れて行ってもらいました。
10月7日(土)の全日講座、午後から初級生たちを連れて、高山市木の里団地にある県森連の木材市場に行ってきました。 所狭しと積まれた丸太の山に、塾生たちは虜に。 すでに市を終え、引き取り前の広葉樹の丸太たちを見て回ります。...
森林たくみ塾は、岐阜県内の岐阜県立森林文化アカデミー、飛騨産業 飛騨職人学舎との交流を続けています。今年度は5月から7月にかけて、森林文化アカデミー講師の久津輪先生が持ち込んだプロジェクトに取り組みました。これは、大手塗...
5月21日(日)、飛騨漆の森プロジェクトの植樹祭に、塾生たちと参加してきました。場所は、丹生川町森部。かつては金山として栄えたという、山の奥地です。 塗り師の阿多野さんが、漆掻きに使う容器の作り方についてデモをしてくれま...
中級生たちが取り組んできた「椅子の制作」を終え、撮影を行った。制作実習ではやったことのない技術にも取り組みつつ、細部にまで神経を巡らしながら制作できたのではないだろうか。 作品名:イージーチェア 制作者:仲本章伍 寸法:...
全日講座の今日は、初級生・中級生ともに課題制作に取り組んでいる。 初級生の課題は「板組の木箱の制作」、中級生は「椅子の制作」だ。 木取りで長さを間違えたり、分決めで板を削ったら木目が思ったとおりにならなかったりと、初級生...
本日の 全日講座は、飛騨漆の森プロジェクトのお手伝い。 初級生たちと、漆の苗木の冬越し準備のお手伝いに行ってきました。
年末最後の木材市があるということで、土場に広がっている原木の見学に行ってきました。 一昔前と比べると、出品される原木は細くなった印象ですが、それでも太い原木は出ています。 まずは、樹皮を観て、木口を観て、自らの目でよく観...
当塾では、木材を如何に加工するかの「加工技術」のみならず、再生産可能な木という素材に「環境的視点」でアプローチできる人材を育成しています。 そのために大切にしているのがフィールドワーク。頭で学ぶのではなく、五感をフルに発...
今年の初級生、来年になく早くから機械説明が始まってます。 入塾式翌日から、やったことのない作業、使ったことのない木工機械での加工に携わるのがたくみ塾の制作実習。習うより慣れよを地で行ってます。 しかし避けるべきは木工機械...
5月28日の全日講座では、飛騨の漆 復活植樹祭に初級生たちと参加してきました。 漆は15年掛けて木を育てて、一本の木から採れる漆が牛乳瓶1本分。 とても気の長い話ですが、今始めなければ15年後はありません。 毎年関わって...
新潟の道具屋さん「平出商店」さんは、大きなワゴン車に道具を満載して日本全国を行商して回っていらっしゃる。当塾では開塾当初から平出商店さんに手工具の購入をお世話になっているから、かれこれ30年のお付き合いだ。そして、卒塾生...
図面通りのものを作ることと、一からアイデアを練って形にすることの隔たりは大きい。表現したいことと加工できること、やってみたいこととできること、無垢の木ならではの様々なクセ、発表までの限られた日数、そして自らの能力。そうし...
塾生たちの学びのために、毎月書籍を購入してたくみ塾の蔵書を充実させることにした。 今月は、田中淳夫さんが紹介しているこの雑誌にしよう。
初級の課題「板組の木箱」の制作が始まりました。 間違わぬよう、怪我をせぬよう。