新潟の道具屋さん「平出商店」さんは、大きなワゴン車に道具を満載して日本全国を行商して回っていらっしゃる。当塾では開塾当初から平出商店さんに手工具の購入をお世話になっているから、かれこれ30年のお付き合いだ。そして、卒塾生...
図面通りのものを作ることと、一からアイデアを練って形にすることの隔たりは大きい。表現したいことと加工できること、やってみたいこととできること、無垢の木ならではの様々なクセ、発表までの限られた日数、そして自らの能力。そうし...
塾生たちの学びのために、毎月書籍を購入してたくみ塾の蔵書を充実させることにした。 今月は、田中淳夫さんが紹介しているこの雑誌にしよう。
初級の課題「板組の木箱」の制作が始まりました。 間違わぬよう、怪我をせぬよう。
年末の審査を終え、材料出しの日。 スタッフから一通りのアドバイスをしたものの、 アドバイス通りにやればいいってものでもない。 基本、モノづくりを志すたくみ塾生は、頑固なのだ。 失敗したって間違えたって、 まずは自分の思い...
モノづくりは、作って終わりではない。 制作実習で携わるアイテムが、 いくら原価が掛かっているのかを把握する必要がある。 目に見える直接経費だけでなく、 目に見えない間接経費をも把握した上で、 モノづくりに向かわなければな...
初級講座では、引き続き木取り表の作成を学んでいる。 今日は、抽斗の部材の木取り寸法の決め方についての話をしている。 木工の制作図面には、部品図面がない。 外形寸法を記入した図面があるだけだ。 仕口の設計や抽斗のクリアラン...
今日は、初級生の課題制作「板組の木箱」の2回目の審査の日。 前回の審査でスタッフから指摘されたことが、再検討して今回のプレゼンにどこまで反映できているだろうか。 二次審査を通過した者は、制作図面・木取り表を作成して、年明...
家具の材積を計算する。 そのためには、構造が頭に入ってなければらならない。 そして、流通している材料の寸法が頭に入ってなければならない。
板組の木箱の基本形を終え、いよいよ応用形へ。 自ら企画設計して、制作に取り組む応用形は、スタッフによる審査を通過しないことには制作に臨めない。 さて今日は一次審査の日。 無垢の木を扱う上での制約をどこまで理解して設計に取...
初級の講座では、木取り表の作成方法を学んでいる。 そして、木取り表を作成するためには、図面に書いてないものを読み込まなくてはいけない。
さて、今日の講座は「木取り」を進める。 木工スクールによっては、木工機械は危ないからと生徒に使わせないところもあと聞く。 一方で、たくみ塾の制作実習では初日から木工機械を使いこなしている。 しかしながら、自ら刃物・定規を...
さて、初級生に提示した課題は如何に? 木取り表を見る限り、大きな間違いはなさそうだ。 「ツノ」を取ることも忘れていない。 しかし「240mm」で切ってしまってはいけません。 ここは、300mm以下の材料は機械加工しないと...
初級生は、既に手工具の講座、機械加工の講座を終えている。 そして今日から、課題制作「板組の木箱」に取り組んでいる。 木箱の制作に当たり、知っておかなければならないことは
中級生たちの課題制作「小抽斗」の写真をようやく撮影しました。 まずは、集合写真のみご紹介。 後ほど、1作品づつ紹介しますね。
制作実習では、実際の製品の制作に携わっている。その大半がオークヴィレッジの製品だから、制作実習ではオークヴィレッジのモノづくりを伝えているとも言える。 今日は、オークヴィレッジ制作部の清川部長にお越しいただき、中級生を対...
カタチ・機能・構造・仕口・加工方法・塗料…
自らの頭で考え、自らの手でカタチにする。
狙うのは完成度の高さではない。
頭と手を繋ぐ回路を構築することだ。
たくみ塾では、 つくり手として「木」という素材を扱う以上、 生命としての「樹」をも知っておかなければ ならないと考えている。 そこで、初級生の講座では、 「樹から木へ」をテーマに、 材料の話、樹木の話、森林の話、生態系の...
初級生の講座では、 手工具の講習が続いている。 ノミの仕込を終え、 現在はカンナの仕込を行なっている。 かつての木工修業では、 研いだ刃物を見せても 親方に「ダメだ!」と投げ返される だけだったと聞く。 たくみ塾では、 ...
午前中の塗料講座を終え、 初級生たちは手工具の仕込みを行なっています。 いいカンナ屑が出るようになるまで、まだまだのようですね。 そんな初級生たちの鉋掛けを見ていた中級生たち。 自分の腕前をひけらかそうと、しゃしゃり出て...