年末最後の木材市があるということで、土場に広がっている原木の見学に行ってきました。
一昔前と比べると、出品される原木は細くなった印象ですが、それでも太い原木は出ています。
まずは、樹皮を観て、木口を観て、自らの目でよく観察して、樹種を推定します。
それから出品リストで樹種名を確定していきます。
はじめから答えを見てしまうと、その時点で分かったつもりになってしまいますからね。
普段扱っている「板」の姿をしている材料の原木の姿を理解することと共に、日本の森林の現状をも理解する必要があります。例えば、森林で伐採された広葉樹のうち、市場に出てくるのはそのうちの1割未満に過ぎません。
それ以外の材料に目を向けることも大切なこと。オークヴィレッジにはすでに豊富な実践例があります。NeoWoodsやHamadaWoods、群馬県みなかみ町と自罰型伐林業団体との取り組みなどの話もしながら、日本の木を使うことについても視野を広げました。
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小木曽 賢一
代表取締役 : 株式会社たくみ塾
森林たくみ塾 塾長/
株式会社たくみ塾 代表取締役/
オークヴィレッジ株式会社 制作部係長
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