月初の工房では、木取り作業が続いています。 安全に注意を払いながら、一枚一枚矩出しをしています
3月19日に、卒塾式を行いました。34期生4名を送り出し、卒塾生は271人となりました。 卒塾生たちに、3つのことを大切にするように伝えました。 一つ目は、仲間を大切にすること。入塾時には9名いた同期も、卒塾までたどり着...
板矧ぎで恐れるのは、矧ぎ切れ。接着面が剥がれてしまうこと。 原因は、いろいろある。矧ぎ面が正しく取れてない、雇い核の溝深さが浅い、雇い核がキツイ、接着剤が古い、接着剤が硬化してしまう、などなど…。 要は、前工程の加工精度...
木工修業の朝は、早い。 朝当番のスタッフが、7:30に工房を開けるのを待ち構える塾生たち。そして朝礼までの間、ゴミを焼却炉で燃やしたり、実習の準備をしたり、刃物の研ぎを練習したり。 そして、7:55には朝礼がはじまる。
組み立てまでくると、ようやく工程の道半ば。これまでの加工精度と組み立て精度が、後工程に影響するから、組み立ての要点をしっかり押さえて向かわなければならない。 しかし、時間を掛ければいいってものでもない。段取りと手際の良さ...
使えない知識。 初級生の彼女は、工芸高校の卒業生。 高校で、”ならいめ/さかめ"って習うんですけど、その意味がイマイチよくわからなかったんです。先生に質問しても、「テストに出るから、暗記しとけばいいんや」と言...
今年度が始まって、既に3ヶ月目に入りました。新入生たちに聞くと、今までの時間感覚とは全然違うと言います。濃密であっという間の2ヶ月だったようです。 さて、初級生たちには毎日の実習をやりっぱなしにするのではなく、記録を取る...
年末年始の大雪で、今年は数年ぶりに飛騨らしい正月を迎えました。 お陰で塾生たちは、慣れない雪かきから新年が始まりました。 今年も塾生たちの成長ぶりを楽しみにしてください。
7期生の旭さんは、父親からの屋号「うすや」を引き継いで、滋賀県で木工を営んでいる。仕事柄、ロクロ加工や手工具の自作を得意としているので、時には講座も担当してもらっている間柄。そんな旭さんには、当塾が忙しい時には何度もお手...
木工未経験から始まって、あっという間の2ヶ月間が終わりました。思った以上のことが多いのが、たくみ塾の木工修業。2ヶ月間のふり返りを行なって、新たな取り組む姿勢を見つけ出しました。 ふり返りの一部をご紹介。 思ったとおり ...
森林たくみ塾の制作実習は、 先生が教えてくれるのではなく職人が指導する。 課題を作る練習ではなく製品の制作に携わる本番だから、 失敗は許されない。 初日からいきなり本番とはいえ、 しょせん新入生たちは何の知識も経験もない...
森林たくみ塾の木工修業は、何も教えない。 これは、 学校教育の頭で学習する学習方法から、 五感で理解する学習方法への切り替えを徹底するためだ。 あるいは、 学校教育の受け身の学習方法から、 能動的な学習方法への切り替えの...
たくみ塾の実技の中心は、 木工スクールや職業訓練校のような、課題制作の練習ではありません。 制作実習と言う、実際のモノづくりの現場に入ります。 モノづくりの現場では、実際の製品の制作に携わります。 1個2個でなく、100...
今年度は、5名の新入生が、当塾の木工修業に励みます。 今までの航路の延長上の人もいれば、思い切って舵を切り直し、新たな航路を切り拓く人もいます。 5年後・10年後に実現する夢を期待して、彼ら彼女らの成長を応援して下さい。
工房では、日々色々な加工が行われ、毎月たくさんの製品が作られています。 時には動画で紹介しようと、慣れないながらも撮影してみましたよ。 PCだけでなく、 スマホやタブレットでもうまく見えますか?
飛騨の方言で、片付けることをまたじと云います。 またじしといてなんて頼まれることがありますが、初めて聞く人には何をしたらいいのかさっぱり分かりませんよね。 そして、雪かきのことをゆきまたじと云います。 当て字でしょうが、...
今年のクリスマスは、いかがお過ごしですか。 たくみ塾では、スタッフのHさんが、クリスマスケーキを振る舞ってくれました。 いつもありがとうございます。 今年もあと僅かですが、気を抜かず木工修業に励みましょう。
今年も残すところあとわずかだが、 工房では年内納品に向けて最後の追い込み。 中級生が、30枚のデスク天板に蟻桟を送っている。
入塾式に続くオリエンテーションでは、 半年・1年先を歩んでいる先輩は、目標ではないよ。先輩を追い抜くことを目標に掲げなさい。 という話をした。 現状の自分で達成できる程度の目標は、たくみ塾生の目指すべきところではないだろ...
塾生の作業着を、ユニフォームにした方がいいんじゃないですか? 毎年のようにスタッフから上がってくる意見だ。 まずもって、誰がスタッフで誰が初級生で中級生か、部外者にはさっぱりわからない。 ましてや、安全面からしても、ユニ...