
こんにちは。Key(ケイ)です。
日中は、風が強く吹いていましたね。
これってもしかして、春一番?
桜の蕾はまだまだ固いですが、飛騨清見にも、春はそこまでやってきているようですよ。
まだ4日目の新入生たちですが、塾生たちが、今どんなことを学んでいるのか。
どんなことに悩んで、どんなふうに前に進んでいるのか。
一緒に、のぞいてみませんか?
「こんにちは〜!今日は、何をやっているんですか?」
そう聞くと、Iさんが少し手を止めて教えてくれました。
Iさん:「ボーズ面です。」
ボーズ面?

すると、すかさず塾長が声をかけてくださいました。
塾長:「ボーズ面のバフ掛けですね。ところで、隣の中級生との手際の違いがわかりますか?」
あ、たしかに。
中級生の手の動きは、流れるようで迷いがありません。
一方、Iさんはひとつひとつ確認しながら、慎重に手を動かしています。
塾長:「最初はスピードよりも、まずは確実な作業が大切なんです。
今は頭で考えながら手を動かしているけど、手の動きが自然にできるようになるまで、身体で覚えるんです。」
なるほど。
正確にやることが、最終的には“早くできるようになる”近道なんですね。
次に向かったのは、手押しの作業。
スタッフO:「これから手押しで“矩出し(かねだし)”をやります」

“矩出し”とは、材料の角を正確に直角に出す作業だそうです。
スタッフが、手押し鉋の原理を丁寧に説明してくれているのですが……
新入生、うなずきながらも、少し顔がぽかんとしているような?
夕方のオリエンテーションで、きっと復習ですね。
塗装室に入ると、Nさんと目が合いました。

あれ?なんか雰囲気がちがう?
そうか!頭がさっぱりしてる……!
Key:「頭、剃ったんですね!」
Nさん:「切る時期、間違えました〜。
今ちょっと頭が寒いです(笑)」
春とはいえ、まだ飛騨の朝晩は冷えますからね。
季節感も、体で覚えていくんだなぁとしみじみ。
Nさん:「今日はパーツの塗装です。たくさんありますよ!」
実際に見ると、木目の美しさがグッと際立つのが塗装の面白さ。光の当たり方や、手触りまで変わってくるんですね。
目で見て、手で感じて、体で覚える。
たくみ塾の学びは、まさに「現場で学ぶ」ことそのものだと思います。
それでは、またの更新をお楽しみに。
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