看護婦になりたい
パン屋さんになりたい
美容師になりたい
パイロットになりたい
大工になりたい
・
・
子どもの頃に描いていた夢って
誰にでもありますよね
でも、
その夢の仕事に
子どもを就かせるのは、
ちょっと待ってください。
看護婦のどこに
パン屋のどこに
美容師のどこに
パイロットのどこに
大工のどこに
子どもが強い関心を持って
いるかということを
深堀りしてほしいのです。
子どもは「職業」そのものではなく、
そこに見える、
ある「要素」に
惹かれているだろうから。
例えば、
人前で目立つことが好き
新しいものを作るのが好き
お客さんと話をするのが好き
黙々と手を動かすのが好き
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憧れの職業に就いたとしても、
その要素を捉えていなかったら、
ギャップ・ジレンマ・虚しさが
ついて回るだけだ
数年前に見学に来た、ある女性の話です。
彼女は、薬剤師として仕事をしているそうです。小さい頃、お母さんの買い物について行き、よく行く薬局で働いている薬剤師さんに憧れていたんだそうです。それで頑張って勉強して、薬科大学に進学して、晴れて薬剤師として仕事を始めました。
そして始めて分かったんだそうです。自分がやりたかったのは、「薬剤師という仕事」ではないんだということを。
彼女が見ていた要素は、薬剤師さんがテキパキと仕事をしている様。たぶんそこに「職人的」なものを見たんだと思うのです。
そこから迷って「職人」を探して当塾にたどり着いたようです。でも、奨学金の返還もあるし、今さら木工修業も無理だと諦めた様子でした。
木工の世界も同じです。
木工職人に憧れて木工の世界に入ったとしても、あなたが木工という「職業」だけを見て、「要素」を捉えていなかったら、成功しないんです。
入塾説明会では、たくみ塾の木工修業の特徴を説明するだけでなく、木工修業に望む姿勢や、成功する木工への道についても説明しています。
小木曽 賢一
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