ブータンに到着してから4日目で、もうクラスを始めた斎藤くん。なんとも頼もしいことです。(写真左が斎藤くん)
木材はブルーパインと呼ばれる針葉樹材。画像を見る限りでは、白くて綺麗な木肌です。
加工に使える道具といえば、昨年の夏に「道具の会」のワークショップで、斎藤くん自ら用意した中古の手工具類だけです。ですから、現在の作業は全て「手作業」。本当に「手づくり」というわけです。
工房は壁も屋根も薄いトタン一枚だけ。出入り口が1箇所あるだけで他には窓もありません。そんな環境でも、全く木工経験のないブータンの人たちを相手に、1ヶ月弱で作業台2台を作り上げました。ちなみにやり取りは、ブータン行き直前に必死で勉強した片言の英語だけです。
そんな彼からのレポート第一弾です。
■■作業台の制作■■
斎藤 稜
ブータンでの生活もそろそろ一ヶ月ちかくになってきました。木工のクラスでは作業台が二台組み立てまで終わりました。ブータンの人はほとんどの人が器用で熱心に取り組んでくれます。
今後はスツールの制作と観光客をターゲットにしたブータンのお土産の制作を進めていこうと思います。ブータンのお土産物の多くはネパールやインドで作られているそうです。
いま販売を模索しているのはキーホルダーとソープケースですが、木工のクラスを補助してくれるケルケル(カエル男という意味)ことソナムさんは、お土産物についてのいろいろなアイデアを持っていて、持ち前のジョークで皆をいつも笑わせています。
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小木曽 賢一
代表取締役 : 株式会社たくみ塾
森林たくみ塾 塾長/
株式会社たくみ塾 代表取締役/
オークヴィレッジ株式会社 制作部係長
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