月初の工房では、木取り作業が続いています。 安全に注意を払いながら、一枚一枚矩出しをしています
切磋琢磨せよ たくみ塾の木工修業は、一人では決して成長できない。 私達スタッフは、一人に説明したら他の塾生と共有していることを当然と思っている。だから、学んだことはお互いに共有しなければならないし、解らないことは其の場で...
忘れるのが脳の働きだ 制作実習の1日を終え、「あー、今日も疲れたー」とばかりに、家に帰ってYouTube見てビール飲んでたら、その日やったことなんて簡単に忘れてしまう。脳みそは、重要でないと判断したことは、どんどん忘れて...
森林たくみ塾では、入塾式の翌日から現場での実習が始まる。その学び方は、学校教育の延長上には無い、独特の職人教育だ。 そのためにまずは、当塾での学び方を会得しなければ、何も始まらない。実際のところ、学び方の会得には、1ヶ月...
4月1日に、4名の新入生を迎え入れ、入塾式を行った。 中級生たちよ、進級おめでとう。そして新入生の皆さん、ご入塾おめでとう。たくみ塾の木工修業を始めるために、大切なことを3つに絞ってお伝えしておこう。 最近のブログでも言...
3月19日に、卒塾式を行いました。34期生4名を送り出し、卒塾生は271人となりました。 卒塾生たちに、3つのことを大切にするように伝えました。 一つ目は、仲間を大切にすること。入塾時には9名いた同期も、卒塾までたどり着...
早いものです。来月には、中級生たちが卒塾となります。 そんな節目を前に、初級生たちを集めて少しばかり話(説教)をしました。 要点は、 たくみ塾の制作実習は、「シゴト」の仕方を身につける場です。そこでは、学校教育の学び方は...
たくみ塾でやってないこと。考えてたら、いろいろある。二つ目は、
今日は、森林たくみ塾の特徴である、現場で学ぶ制作実習について詳しくお話してみましょう。 講座で学ぶ 森林たくみ塾は、木工の基本を学ぶ座学と、仕事としての木工を身に付ける制作実習の二本立てが特徴です。座学はイメージしやすい...
入塾説明会でいつも感じるんですが、 ◯◯を学びたい △△を勉強したい というように、ほとんどの方は学習意欲が非常に高いんですね。何かをやるためには、まずは勉強しなければ、という考え方が強いんです。 では、◯◯を学べばモノ...
モノづくりって、成果物に自分の思考パターンが現れます。自分の行動パターンが現れます。
板矧ぎで恐れるのは、矧ぎ切れ。接着面が剥がれてしまうこと。 原因は、いろいろある。矧ぎ面が正しく取れてない、雇い核の溝深さが浅い、雇い核がキツイ、接着剤が古い、接着剤が硬化してしまう、などなど…。 要は、前工程の加工精度...
木工修業の朝は、早い。 朝当番のスタッフが、7:30に工房を開けるのを待ち構える塾生たち。そして朝礼までの間、ゴミを焼却炉で燃やしたり、実習の準備をしたり、刃物の研ぎを練習したり。 そして、7:55には朝礼がはじまる。
組み立てまでくると、ようやく工程の道半ば。これまでの加工精度と組み立て精度が、後工程に影響するから、組み立ての要点をしっかり押さえて向かわなければならない。 しかし、時間を掛ければいいってものでもない。段取りと手際の良さ...
今年度が始まって、既に3ヶ月目に入りました。新入生たちに聞くと、今までの時間感覚とは全然違うと言います。濃密であっという間の2ヶ月だったようです。 さて、初級生たちには毎日の実習をやりっぱなしにするのではなく、記録を取る...
秋口から年末にかけてのこの時期、 初級生たちが「カベ」にぶち当たることが多い。 経験ゼロ・知識ゼロで入塾して 右も左も分からない現場に放り込まれて、 日々必至に木工修業に励んでいる彼らだ。 この半年間で、 出来るようにな...
中級生たちが腕によりをかけて作った手料理で、新入生歓迎会を行ないました。 先輩としての風格も醸し出し、
森林たくみ塾の制作実習は、 先生が教えてくれるのではなく職人が指導する。 課題を作る練習ではなく製品の制作に携わる本番だから、 失敗は許されない。 初日からいきなり本番とはいえ、 しょせん新入生たちは何の知識も経験もない...
森林たくみ塾の木工修業は、何も教えない。 これは、 学校教育の頭で学習する学習方法から、 五感で理解する学習方法への切り替えを徹底するためだ。 あるいは、 学校教育の受け身の学習方法から、 能動的な学習方法への切り替えの...
たくみ塾の実技の中心は、 木工スクールや職業訓練校のような、課題制作の練習ではありません。 制作実習と言う、実際のモノづくりの現場に入ります。 モノづくりの現場では、実際の製品の制作に携わります。 1個2個でなく、100...