樹から木へ

樹木を五感のみで観察

樹木を五感のみで観察

普段、制作実習では製材された板を扱っているから、木目を見ればなんとか樹種が特定できるようになってきた。

そして、初夏には葉っぱで検索する術も学んだ。

では、葉っぱも木目もない丸太の状態で、樹種が特定できるだろうか?

ということで、全日講座の今日は、初級生たちを連れて、県森連さんと森林組合さん、そしてカネモクさんの土場を見学に行ってきました。

お休みのところ、勝手にお邪魔してすいません。

今回は、樹種名を当てるのが目的ではありません。自らの五感を総動員して、丸太の木口と樹皮から、どんな情報が引き出せるだろうか。

さっきのと樹皮は似てるが、木口の色が違う。
研磨してる時の匂いと、同じだ。
この木は、なんか臭い。
樹皮が苦い。

森に生えている時の樹形、葉っぱ、樹皮、木口の年輪、そして木目…。色んな要素で樹種が判別できるようになってくださいね。

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小木曽 賢一

代表取締役株式会社たくみ塾
森林たくみ塾 塾長/ 株式会社たくみ塾 代表取締役/ オークヴィレッジ株式会社 制作部係長
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