よく受ける質問に、
「目標が定まらないうちは、木工に踏み出さない方がいいでしょうか?」
と言われます。あなたなら、どう思いますか?
たくみ塾流に言うなら、「方向性が定まったら、まず行動してみる」のが正解です。行動すると、何かしらの結果が出ます。その結果を評価して次の方向性を決めるのです。そして、それを繰り返して、最終的に目標を見出して着地すればいいのです。
私たちは日本の教育で、「まずは計画を立ててから行動する」ように教育されています。小学校の夏休みを思い出しますね。そして、製造業でも「PDCAを回せ」とよく言われます。PDCAとは、Plan(計画)-Do(実行)-Check(確認)-Action(次の行動)のこと。欧米に追いつけ追い越せの、戦後の高度経済成長の時代には、それが大きな成果を出したのでしょう。しかし、これからの先の見えない時代を生き抜くには、答え(目標)を考え手から行動するよりは、まずは行動して最終的に目標に到達する実行力が求められるのではないでしょうか?
私たち森林たくみ塾が、単なる技術指導に留まらず、「持続可能な社会を担う作り手」の育成を行なっているのは、そこにあります。「こうすれば上手くいく」「これをやれば独立できる」そうしたノウハウやマニュアルなどない原野を切り拓いて突き進む力が身につくのが、たくみ塾生の強みです。
考えていたって何も始まらない。まずは、はじめの一歩から。
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小木曽 賢一
代表取締役 : 株式会社たくみ塾
森林たくみ塾 塾長/
株式会社たくみ塾 代表取締役/
オークヴィレッジ株式会社 制作部係長
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