
こんにちは。
7月に入り、清見でも夏の日差しがまぶしい季節になりました。
今日は、先日初級生たちと一緒に参加した「飛越源流の森づくり」のレポートをお届けします。
今回の活動地は、なんと富山湾。
高山を流れる神通川の源流域として、たくみ塾が創設当初から関わってきたこの森づくり活動は、今年で17年目を迎えました。かつてはたくみ塾が事務局を担っていましたが、今では清見町のまちづくり協議会の大切な事業として継続されています。
今年は、とやまの森づくりサポートセンターの20周年記念イベントとして、富山県側での開催となりました。
朝7時30分、清見支所に集合したのは、総勢45名。
オークヴィレッジの社員さんや、初級生たち、そして地元・清見の親子連れが多く参加してくれました。
移動は貸切バス。途中で雨に降られたものの、現地に着くと青空がぱっと広がり、富山湾のきらめく水面が出迎えてくれました。
富山の参加者と合わせて、総勢100名での活動。午前のプログラムは、地引網体験。
二手に分かれて縄を引きます。砂浜に足を取られながらも、みんなで力を合わせて少しずつ網を引き上げていくドキドキの時間。
「この時期はあまり獲れないかも」と言われていましたが、上がってきた網には魚の影が!細長いカマスのような魚や、大きな魚、さらにはタコまで!
生きた魚やタコに触れる体験に、子どもたちだけでなく、大人たちからも歓声が上がっていました。
お昼には、富山県魚連さんが用意してくれた海鮮汁をいただきながら、獲れたての海の幸に舌鼓。海辺ならではのごちそうに、みんな笑顔になっていました。
午後からは場所を変えて、海岸沿いの黒松植樹。
近年、松くい虫の被害で多くの松が伐採されたこの地域では、景観だけでなく、防風・飛砂防止・津波緩和などの目的からも、松林の再生が求められています。
今回は200本の苗木を用意。参加者は1人2本ずつ、スコップを手に植樹に挑みました。
小さな子どもたちが一生懸命穴を掘る姿、大人たちも黙々と作業する様子がとても印象的でした。最後はバケツリレーで水をかけ、みんなで汗を流しての締めくくり。
大阪出身の初級生たちは、「海がこんなにきれいなんだ」と感動した様子。
清見の子どもたちも、波とたわむれるのが初めてで、いつまでも砂浜を走り回っていました。
こうした活動を通じて、海と森、上流と下流、人と人がつながっていく。
17年間続いてきた「飛越源流の森づくり」の一歩を、次の世代がしっかりと踏み出してくれたことに、胸が熱くなりました。
🌲 そして、次回の森づくりは秋に開催!
今年の秋には、高山・清見町の「彦谷の森」で実施されます。
📅 日程は、11月1日(土)。
また多くの人たちと森を育むひとときを共有できるのが、今から楽しみです。
Keyでした🌱
また次の活動も、お楽しみに。
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