OBの活躍ぶり ~木工を社会で活かす。

師から学んだ木工の基本。

師から学んだ木工の基本。

木工の基本

モノづくりに携わっている方や
趣味で木工をやっている方なら、
「たくみ塾の木工の基本」を片手に
木工を学んだ方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

編纂に庄司師範が携わり、
たくみ塾のテキストとしても使ってきました。

当時は木工の良書が少なく、
木工家のバイブルとさえ言われていました。

何度も版を重ねましたが、
残念ながら現在では絶版となり
当塾でも入手困難な状況です。

amazonでは中古品が高値で
取引されているようですね。

モノづくりの姿勢

森林たくみ塾では木工技術だけでなく、
師範が残してくれたモノづくりへの姿勢を
大切にしています。

その基礎となるものは、
「自分自身に厳しくあること」
ではないかと思っています。

塾生に対して厳しかった師範ですが、
自分自身に厳しくもあった方。

退任されて4年目の昨年、
庄司師範を囲む会を開催したところ、
90名もの教え子たちが集まってくれました。

口先だけで厳しい方でしたら、
これほどまでに師を慕う者も
いなかったことでしょう。

木工技術を教えるのみならず、
モノづくりの姿勢を叩き込む
森林たくみ塾の木工修業は、
学ぶ側だけでなく指導する側にとっても
日々修業なのだと改めて考えさせられます。

背中で語れるようになること。
口先より、大切なのは姿勢ですね。

「庄司師範と門下生」合同木工展

庄司師範と門下生たち
現役時代は職人に徹し、
展示会など殆どやらなかった方です。

昨年に「庄司師範を囲む会」を開催した折に、
合同で展示会をやりたいとの話が盛り上がり、
今回の開催に至りました。

中心となってくれたのが17期生たち。

彼らを境として、
OBたちの仕事ぶりも変わってきたのを
感じています。

まさに、
新しいモノづくりの世界を切り拓き
牽引している中堅どころの木工家の面々。

個性的な10名が一堂に会します。

■会期:9月27日(水)~10月3日(火)
■会場:阪急うめだ本店 10階中央街区パーク

※オークヴィレッジ・ウェブサイトに、
 会期中のワークショップ・
トークショーの案内があります。

「庄司師範と門下生」合同木工展

「庄司師範と門下生」合同木工展

●庄司修師範トークショー
庄司師範×門下生のクロストーク「世代を超えて伝わる技と心」  9月30日(土) 午後2時~ 
庄司師範×オークヴィレッジ「技と形。木工におけるクラフトとプロダクトについて」 10月1日(日) 午後2時~

●ワークショップ
「生木でお皿を作ろう」
 9月29日(金) 午後1時~(約4時間)
 定員6名 高校生以上
 講師:富井貴志  参加費:6,480円
 丸鑿(マルノミ)を使って、オリジナルのお皿を製作します。世界で1枚だけのオリジナルプレート。完成後の経年変化も楽しみの一つです。

「椅子作りで木工の継手を知ろう」
 9月30日(土) 午前11時~(約2時間)
 定員5名 中学生以上※中学生は保護者同伴でお願いします。
 講師:庄司 修  参加費:6,480円
 スツールを制作しながら伝統的な木組みを学びます。遠く飛鳥時代から培われてきた様々な木組みの技を小さなスツールに凝縮しました。もちろん完成品はお持ち帰りいただけます。

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