帰りがけに工房を覗くと、初級生の座学が行われていた。
課題として提示されていた「小箱」の制作が終わり、完成品の作品発表会を行なっているところだった。
「良いと思って作ってみたが、使い心地をもっと追求するべきだった。」
「デザイン的なバランスをもっと考えるべきだった」
などの、次回に生かす意見も出ていた。
制作実習で技術的には上達してきた初級生も、イメージしたものをカタチに表現することは、まだまだ難しい。スケッチやモックアップ作りを繰り返すことだ。
講座で提示される課題は、奇をてらったカタチをデザインするのではなく、材料の使い方・仕口の加工方法・機能・使い勝手などを含めてトータルに商品をデザインすることを習得する。
初級の座学では、この後「ショップスツール」の制作に入っていく。
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