塾生の作業着を、ユニフォームにした方がいいんじゃないですか?
毎年のようにスタッフから上がってくる意見だ。
まずもって、誰がスタッフで誰が初級生で中級生か、部外者にはさっぱりわからない。
ましてや、安全面からしても、ユニフォームにした方がいいに決まっている。
しかしながら、ユニフォームにすることで、何が解決できるのだろうか?
裾まわりや袖口の収まりがいいようにしなさい。
ドローコードがぶら下がっているパーカーはダメですよ。
カカトのない靴はダメですよ。
などなど、いちいち服装について注意する必要がなくなるだろう。
確かに管理はしやすそうですよね。
しかしながら、作業者ではなく職人を養成する私たちは、マニュアル人間ではなく、自律して行動できる人材を育てたいんです。
ユニフォームなんかにしたら、塾生の考える力を削いでしまうのではないか?
自らの作業スタイルは自ら作り出した方がいいのではないか?
へそ曲がりな私たちは、そう考えるのです。
そんなこんなでユニフォーム化は、来年も先送りされそうです。
塾生の皆さん、安全でかっこいいスタイルの作業着を、自ら見い出してください。
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小木曽 賢一
代表取締役 : 株式会社たくみ塾
森林たくみ塾 塾長
株式会社たくみ塾 代表取締役
オークヴィレッジ株式会社
制作部 生産管理係長
緑の国推進委員長
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