
初級生は、既に手工具の講座、機械加工の講座を終えている。
そして今日から、課題制作「板組の木箱」に取り組んでいる。
木箱の制作に当たり、知っておかなければならないことは多岐に渡る。
- 材料をウラ使いするのはなぜか?
- 図面にない「木目」をどのように扱うのか?
- 仕口の選定によって、工程の順序が違うのはなぜか?
- 基本は基本、状況に応じてどう判断するのか?
- 図面通りの寸法で、なぜ木取りしてはいけないのか?
木工は暗記では通用しません。現場で使える生きた知識とするためには、考え方・判断力を身に付ける必要があるのだ。
今年の木箱の課題は、二段構え。まずは基本形の制作にしっかり取り組みます。
その後に、個々の課題をより明確にしながら、応用形に取り組む予定です。
さて、初級生に提示した宿題は、木取り表と作業工程表を来週までに完成させてくること。
進捗は、順次ご報告。
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