飛越源流の森づくり015・秋の報告の続きです。
今回の森の手入れは、笹刈りを中心に行ないました。
あれ?
飛騨にしては、小さい笹だな?とお思いかもしれませんが、ここは、2度目の手入れをしているのです。
全く手付かずの時は、一面クマザサに覆われていました。
小指の太さほどのササが、大人の背丈以上に一面茂っているのです。
それが、笹刈りをしてやると、こんな状態になります。
笹刈りをして数年立った森の林床をよく見てみると、
ヤマグリ、ハリギリ、ミズナラやカエデ類など、実生の稚樹が生えてきているのが分かるでしょうか?
そして、一度刈ったササも、地下茎に残った栄養を使ってしつこく成長してきます。
放っておくと、再び成長の早いササの天下になってしまいますから、そうなる前にササの二度刈りを行ないました。
今回は、子どもたちにも優しい森の手入れでした。
Facebookコメント欄