ふだんの制作実習では、材料があることが当たり前。準備された材料を加工することから始まります。
では、その材料はどこからやってきて、どんなふうに育っているのだろうか?
どんな工程を経て、自分たちが使う材料になるのだろうか?
持続可能なモノづくりを探るためには、モノづくりからさらに上流へとさかのぼって、森林を体感し、森林の課題を理解することも大切なことだ。
森林実習は、「森の手入れからモノづくりまで」の流れを実感するためのプログラムです。
森林実習の2日目は、たくみ塾に戻っての活動です。
制作するものは、東屋です。
今回は設計士の塾生が本領を発揮して設計図面を描いてきました。
図面に従って必要な材料を森から調達してきました。
女性陣は、鋸で丸太を必要な長さに切っています。大変そうですね。
男性陣は何をしているかと思ったら、土方仕事に汗しています。
「これ、木工じゃなくない?」
「何言ってるんだ?君ほど長靴が似合うやつもいないよ!」
「なんか、やったぁ~っていう達成感あるね!」
「いや、まだ僕らが手を話したら倒れるし。」
「設計士時代には、 図面通りにどう納めるかは、現場任せだったけど、 自分で作るとなると、いやぁ~大変ですね。」
今回の森林実習の裏テーマ「チームワーク」もなかなかのもんだと思いますよ。
でも予定通りにはなかなか作業が進まずに、建前まで出来たところで、あっという間に1日が終わりました。
次回の全日講座で完成を目指します。
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森林たくみ塾は、単なる木工職人にとどまらず、
●モノづくりのチカラで社会をより良くする。
●社会的課題を木と森のシゴトで解決する。
いわば、社会事業家ともいうべき人材を育てたいと思っています。
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