木工に限らず、仕事全般に言えることですが、
「備えあれば憂いなし」
の意識を持って常に事にあたることって
大切なことですよね。
木工を始めたての初級生たちは、
つまらないところでよく失敗します。
車の運転で言ったら、
見通しの効かない交差点やカーブに
何も考えずに突入して、
いつも出会い頭の事故を起こしている
ようなものですね。
見えない先に対向車があるかもしれない、
もしかしたら歩行者が歩いているかも
しれないと予測をしながらハンドルを
握っていないと、安全運転なんて
できませんよね。
たくみ塾での木工修業の2年間は、
木工技術を身に付けるだけではありません。
先を見通す力、予測を立てる力、
何かあった時の対応力を養うための
2年間でもあります。
木工修業は、考える力・生きる力を
身につける、と言ってもいいでしょうね。
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