中級生の課題制作「小抽斗の制作」が終わり、写真撮影をしました。
日中の制作実習では、実際の商品の制作に携わりながら「実践的木工」を身につけます。
夜の講座では、課題制作に取り組みながら「木工の基本」を学んでいきます。
課題制作は、自ら全てを行ないます。
●デザイン
:何を収める?機能性は?
●設計
:接合部の設計は?部材寸法は?構造は?制作図面は?木取り表は?
●選材
:樹種は?木目は?
●制作工程
:加工順序は?加工人工数は?
●加工・組立
:使用する機械は?使用する刃物は?加工方法は?治具は必要か?安全な作業か?
●塗装
:塗料の種類は?塗装方法は?
塾生たちは、自らのスキルに応じて取り組むべき課題や達成目標も違います。
デザイン性はソコソコに、精度ある機械加工や手加工に臨む者もいます。
制作実習では取り組めない、漆での仕上げにチャレンジする者もいます。
嫁や家族にプレゼントするために、製品としての品質に拘る者もいます。
制作実習では、スタッフがお膳立てしてくれていることも多いでしょう。
自ら行うことで、できていないこと・理解していないことが明確になってきます。
さて、塾生たちは自ら設定した課題をクリアーし、達成目標に到達したでしょうか?
そして、新たなる課題を見つけたでしょうか?
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森林たくみ塾
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