座学 ~木工の基本を学ぶ。

【中級講座】小抽斗の制作

中級生の制作課題「小抽斗」の制作が終わり、完成作品のプレゼンを行ないました。

■課題「小抽斗の制作」
■獲得目標
・抽斗の構造を理解する
・板組の構造を理解する
・制作工程を組み立てる
・安全な機械操作を理解する
・木目を活かす

制作実習では、「品質・納期・原価・粗利」を追求しながら、実際の商品の制作を手がけます。一定の商品レベルというものが問われます。

一方で、課題制作はあくまで課題であって、商品レベルのものを制作するのとは訳が違います。自らイメージして設計してみると、頭で描いていたものと実際に出来たものには大きなギャップがあります。商品レベルにまで引き上げるには、何度も試作を重ねながら、デザイン的な処理を施していく必要があります。

制作工程の詰めの甘さから、加工精度の甘さや加工ミスも生じます。工程全体を俯瞰しながら、失敗なく作業を進めていくための工程の組み立ても求められます。

課題では、「出来た」部分以上に「出来なかった」部分に焦点を当て、それを次への獲得目標としていきます。



写りが良くないので、全員の作品の紹介は、撮影が終わってからにします。

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