森林たくみ塾では、モノづくりだけでなく、森づくりからモノづくりまでを視野に入れた持続可能なモノづくりを目指しています。
今回は、初級生を対象に、1泊2日の森林実習を行ないました。
NPOドングリの会で植樹活動を続けてきた森が、今回の活動地です。
植えてすでに10年余りが経っています。下刈り・間伐作業だけでなく、今回は利用間伐を目的とした作業を行ないます。
切り出した木で、たくみ塾に東屋を共同制作しようと思っています。
森の手入れは、2チームに分けて行ないました。まがりなりにも半年前に森の手入れを行った経験のある昨年10月入塾の初級生からリーダーを立てました。
作業の進行は、各チームのリーダにおまかせです。
あれ?いつの間にか、個人プレーになっていませんか?
広い森の中に、てんでバラバラに散らばって、あっちこっちで勝手勝手の作業をしていますよ。
そこで、各チームのメンバーを集めて、改めてリーダーの役割を説明。
作業内容とその方法について検討した上で、方針を決めた上で作業を開始しました。
モノづくりの現場も同じなんですが、常にチームプレーで動きます。
ところが、モノづくりを目指してくる人って、チームプレーがニガテだし、リーダーシップもニガテな人が多いんです。
そこで、この森林実習には、「チームビルディング」の要素も織り込みながら進めています。
写真ではわかりづらいでしょうが、虫食いのように、点々だった下草刈りが、面で広がる活動になってきましたね。
午後からは、材料入手を目的に、樹木の伐採を進めます。
木を切ることには、危険が伴います。安全な作業のためには、お互いの役割分担と、声掛けなどのコミュニケーションが必要です。
必要な太さ・長さの木を選びながら、必要な本数の木を伐り出しました。この材料で、さて何ができるのでしょう?
実は、奥会津の木地師小屋に感化されて、東屋を作ろうという計画なのです。
続きは、後日。
森林たくみ塾
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