現場での経験を重視する森林たくみ塾の木工修業は、初日からモノづくりの現場へ入っていく。
木工未経験の新入生たちが、練習なし。予備知識なしの、いきなり本番。で、現場へ入り、課題制作ではなく実際の商品の制作に取り組む。
始めての木工機械は、なにより「安全第一」。
スタッフから安全操作についての説明を受けた後、さっそく機械作業に入ってゆく。
はじめのうちはスピードもままならないが、「品質」は求められるから、気が抜けない。
初日から、真剣勝負が始まる。
他の木工スクールを経て入塾したKくんなど、「1日が1周間のようなスピードで終わりました。」と、素直に感想を漏らしていた。
持続可能な社会を、「森林」「再生産可能な木という素材」「長く使えるものをつくる技」を通して実現して行こうというのが森林たくみ塾。
森林たくみ塾は、木工技術だけを学ぶ場ではありません。
「ゼミ」と呼んでいる実習では、屋外のフィールドでの作業を中心に、「持続可能な社会」のタネを拾っていきます。
上の写真は、まさに木の実ひろい。
NPO法人ドングリの会が来月開催する「バットの森づくり」の会場整備の傍ら、たくさん落ちているハンの実を拾い集めました。
「アースアート」とよぶ、モノづくりのプログラムで利用する素材になります。
森や自然にも興味があってたくみ塾に来たのに、フィールドに出てみると意外と知らないもんです。
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