一日の実習を各日に自分のものにしていくために必要なのが、「ふり返り」。たくみ塾では、ノートに記入して提出してもらっています。
これは、初日のオリエンテーションを受けて記入したもの。たくみ塾で学ぶ姿勢につて、いろいろ話しました。受け身ではなく、主体的に学ぶ姿勢が大切。「何も教えない」のが、たくみ塾。最近は、そんな言い方をしています。

実習の内容を記録していますが、まだまだやったことを記録しているだけですね。実習の中でどんなことに興味を持ったのでしょう?どんなことを調べてみたり聞いてみたりしたのでしょう?

これは、卒塾生のノート。「絵がうまいな~」という感想はもっともですが、もっと見て欲しいのは、教えてもらったことを書いたわけではなく、興味が有ることを自分で調べて書き留めたものだということ。

受身の姿勢でいては、 「教えてもらってません」 「知りません」 「やったことがありません」の指示待ち人間になるだけですね。
何よりも、興味・関心をもつことが大切ですね。
森林たくみ塾は、木工技術を学ぶだけでの木工スクールではありません。
自ら学ぶ姿勢を身に付けて、仕事が任せられる木工職人の育成を目指しています。
森林たくみ塾は、木工について学ぶだけではありません。
素材として扱う木の知識だけでなく、森林の役割や課題、そして環境問題も視野にいれながら、身に付けた木工技術と知識で社会の課題解決に向けてどうアプローチできるか。
そんな人材の育成を目指しています。
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