昨年の10月に入塾してようやく半年が経つ初級生たち。
彼らの制作課題「木組みの箱」のアイデアプレゼンを1ヶ月前に行い、
3/13に、作品プレゼンを終えました。
課題の獲得目標は、
・板組の木箱の構造と加工方法の理解。
・制作工程の理解。
・機械の安全作業と加工精度。
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この課題は、完成度の高さを求めていません。
強いていうならば、どれだけ多くの間違いをしたかということが、
次への獲得目標になるのです。
日中の制作実習であれだけ木工機械を使って加工していても、
自分の作品をひとつ作るとなると、まるで別のことになりがち。
つまり、我流になってしまうのです。
そのことを理解する:この半年で何ができて何が出来ていないかと
いうことを理解することがとても大切なことなのです。
初めて手掛けた、自分なりの「作品」。
常にそこに立ち返り、自分の姿を見直す謙虚さをみにつけて下さい。
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この課題は、オリジナリティは求めていません。
それだけに、デザイン的な詰めの甘さは否めません。
今回制作した作品を、同じコンセプトで更にブラッシュアップして
みると、より良いものになりますよ。
自分の頭の中のイメージがカタチになるとこうなる、
ということが解るのが一つの到達目標です。
頭のイメージと作るモノのギャップを埋めてゆくことが大切です。
デザインを自分のものにしようとするのなら、
スケッチブックに毎日毎日繰り返しデッサンすることが必要です。
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