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森林たくみ塾の選考会を担当するようになって7年近く経つだろうか。公の木工スクールなら主観が入り込まないよう評価に対して客観性が問われるところだろう。しかしながら、点数の可否や実技の優良だけで選ばない当塾の選考基準とは、一体なんだろう?それには採用担当の力量が問われることとなる。
- そもそも点数で人の能力を推し量れるものだろうか?
- 口下手な人の能力を面接でどう判断したらいいのだ。
- 手先の不器用な人は、果たしてモノづくりに向いていないのか?
- 果たして、やり続けるだけの覚悟があるのだろうか?
- 2年間でどれだけ伸びてくれるだろうか?
- 2年後、どんな活躍ぶりを示してくれることだろう?
筆記試験の点数や実技の出来具合で選考すれば、いったいどれだけ楽なんだろう。選考は、自らの価値判断とのせめぎ合いだ。そこで最近は、今まで以上に面接内容を重視している。
当塾の面接は、選考者をふるい落すのが趣旨ではない。だから、面接マニュアルなんか熟読して臨んだところで全く意味はないだろう。面接では、あなたがモノづくりを通してやろうとしていることをより深く問うていく。
- あなたがやろうとしていることは、本当に木工の世界で実現できるのか?
- もしかしたら、今の会社で実現すべきではないのか?
- たくみ塾の木工修業は、あなたには重荷ではないのか?
- 木工の世界に、過剰な期待を持っていないだろうか?
答えられなかったらダメということではない。むしろ私たちが問うことで、あなたがより深い考えに至ることを期待しているのだ。そのプロセスは、面接というよりはカウンセリングに近いかもしれない。だから数回の選考会を経てようやく合格に至るものもいる。一方で、当塾の木工修業が合わないだろう方にはその旨をお伝えしよう。木工への道は、いくらでもあるのだから。
あなたががモノづくりの世界で自らの能力を開花させ、どのように活躍を展開させるのか。私は、今から楽しみにしている。
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