制作実習 ~仕事を身に付ける。

ケガをしない一年に。

今年は全く積雪のない年末年始で
雪掻きが要らなくてラクなのですが
冬らしさがないのがすこし残念でもあります。

さて、
森林たくみ塾は今日から実習がスタートです。
みんな正月気分は抜けて集まってきたでしょうか?

木工をやっていて一番怖いのはケガをすること。

ですから、
初日の今日はいつにも増してスタッフ達も気が抜けません。

訓練校によっては、ケガされると困るので、
生徒に木工機械を使わせないところもあります。
それでどうやって木工を身に付けるんだろう?
なんて思ってしまいます。
一昔前の木工は、
指一本落として一人前と言われていた
時代もあります。
確かに
木工の盛んな高山では、
指のない年配の方をよく見かけます。
たくみ塾でも、
全くケガがないわけではありませんが、
安全教育とスタッフ達の目が
行き届いているおかげで、
大きなケガはありません。
たくみ塾生たちには日々の実践の中で
安全第一の意識をも身に付けながら
早く正確にいいものを作る実力を
どれだけでも身に付けて
社会で活躍する職人になってほしいもの。
今年も安全作業で始めましょう。

木取り作業に入る前に、材料をフォークリフトで運ぶ。

こうした作業にも、危険はつきもの。何より安全第一と危険予知が大切だ。

これらの材料を木取りするための説明を受けている。

一枚や二枚加工するわけではないし、ベニヤ合板のような均質な素材を加工するわけでもない。

無垢の木という不均質な素材を相手にし、歩留まり良く木取りをするために、工程をしっかり理解し、品質を確保し、作業ペースを掴んで作業に入る。

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