木工へ踏み出すための、5つのワーク。

はじめまして。

森林たくみ塾の木工修業ナビゲーター・小木曽です。
この度は、「モノづくりの世界へ踏み出す、5つのワーク」にお申し込みいただき、ありがとうございます。
5日間に渡って、毎日お届けするメールとともに、モノづくりへの想いをより明確に描いていきましょう。

まずは、私自身の自己紹介から始めましょう。


私の父親が大工をやっていたこともあり、小さい頃から漠然と自分も大工になるんだという思いを抱いていました。
しかし、大工なんて収入の安定しない職業に、母親も苦労したのでしょう。
安定路線を希望する母親の強い意向で、私はサラリーマンの道を余儀なくされていました。
そして、大学進路を考える時、当時はITが流行りだした頃でしたので、大学は工学部・電気情報工学科に進みました。

しかし、大学では理論の勉強ばかりで、頭は使うけど手は使わない
そんな日々に何か悶々としたものを抱きながら、大学生活を営んでいました。

一方で、「手作り木工事典」や「夢の丸太小屋に住む」などの木工関係の雑誌を目にしながら、モノづくりの世界への憧れだけは抱いていました。
そんなときに、オークヴィレッジの存在を知りました。
しかし、当時の自分にとっては遠い存在でしかありませんでした。

転機は大学3年の夏にやってきました。
ふと開いた新聞に、「オークヴィレッジが木工塾を始める」と言う記事があるではないですか。
これには居ても立ってもいられなくなり、親に内緒で大学に退学届けを出していました。

さて、会場に集った受験生は20名あまり。
採用は12名。

合格しなかったらどうしようなどということも考えず、とにかく一歩を踏み出してみたのです。
そして無事に合格をしました。
2年間の木工修業については、改めてどこかでお話するとしましょう。

私の場合、卒塾後もなかなか落ち着きませんでした。
一時は木工で独立をしようと夢見てみたり、一時は木工を辞めて工場に勤めたり。
東南アジアへ3年半ほど出向して、木工とは全く違う畑で技術指導をしたりしていました。

早いもので、森林たくみ塾を卒塾したのが24年前。
スタッフとして舞い戻って14年目になります。

そして人生って面白いもんです。
現在は、森林たくみ塾の塾長代理として
次世代の木工職人育成に力を注いでいるのですから。

私なりに森林たくみ塾を定義すると、

「モノづくりへの夢を実現するための術を身に付ける場」

です。
単なる木工技術を身に付ける木工塾ではないと思っているのです。

そして私のミッションは、

「塾生が自ら道を切り拓いて、夢を実現する」
のをガイドする、カーナビのような役目を果たすことです。

森林たくみ塾の木工修業は学校の勉強とは違います。
多くの方はその違いに戸惑いながら木工修業に臨んでいます。
できるだけ早く木工修業に適応し、当塾での学びを最大限に高めたいのです。

モノづくりへの夢、悩んでいませんか?

たくみ塾への資料請求は、年間500件ほどあります。
そのうち見学にいらっしゃるのが50件、選考会に臨むのが20件くらいでしょうか。
当塾以外で木工への道を歩む方もいらっしゃるでしょうが、500件のうち大半が、木工への道を諦めているのが現実ではないでしょうか?
そしてここに辿りついたあなたさえ、木工への道を踏み出そうかどうしようか迷っているのではないでしょうか?

諦めた人たちと、当塾で木工を学んでいる人のあいだに、能力の差はありません。
違いがあるとすれば、踏み出すと決断したか、迷い続けているか、ということではないでしょうか。

そこで、2010年から「木工転職セミナー」を行ない、すでに515名を超える方々にご参加いただきました。

木工転職セミナーでは、たくみ塾OBたち245名の活躍ぶりに見るモノづくりの世界の幅広さと奥深さをお話しするだけでなく、
・求人はあるのだろうか?
・就職先はあるのだろうか?
・給料は・年収は?
・家族を養えるのだろうか?
・30代でも大丈夫なんだろうか?
という、皆さんの疑問に答えてきました。

しかしながら、疑問が解決しても、木工の世界に踏み出さない人は、踏み出さないのです。

それは、踏み出さないための言い訳探しをしているあなたがいるからです。

モノづくりの世界へ踏み出す、5つのワーク。

そこで今回新たに始めるのが、
「モノづくりの世界へ踏み出す、5つのワーク。」
です。

このワークの到達目標

悩んでいても何も始まりません。

悩みやつまづきを課題として捉え、解決方法を探っていきましょう。

夢を夢で終わらせず、 プランにまで落とし込むのが目標です。

こうしなさいという一方的なアドバイスではなく、あなたの中にある答えを引き出してゆこうと思います。

進め方

5日間にわたって毎朝、ワークのためのメールをお送り致します。

ひとりで悩んでいても何も始まりません。
ワークのコメントを当ウェブに記入していただくことで、みんなでシェアしていこうと思っています。

もちろん、皆さんのコメントには私もコメントを返していきます。
このワークが、少しでもあなたの背中を押す手助けになれば幸いです。

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