例年、9月5・6日は、たくみ塾のある牧ケ洞地区の村まつり。正しくは、牧ケ洞神社例祭という。
初日は村まわりの日。朝から夕方まで、若連中が家々を回って獅子舞と闘鶏楽を披露。
夕方には、夜祭り。篝火を焚いた神社の境内で舞を奉納する。
翌日が本祭り。厳かな行列を組んで神様を御旅所へお連れし、神様の前で舞を奉納する。
ひとときを過ごした後、再び行列を組んで神様を神社へお送りする。
簡単に説明すればこれだけのことだが、「やってみなければわからない」がモットーの
たくみ塾では、毎年塾生たちを祭りに送り込んでいる。
今年参加したのは、初級生の皆川くんと斉藤くん。
祭りの2週間前から毎晩神社に集まり、地元の人達に混ざって練習を重ねてきた。
彼らが参加するのは、祭りの中でも若連中という組織だ。
高校生から40~50代までの男たちが、神楽・獅子・闘鶏楽・笛太鼓を担っている。
二人が担当するのは、闘鶏楽。鐘つきとも言う。
着物のような衣装をまとい、真鍮製の鐘を撞いて独特のリズムを出しながら、たおやかな舞を披露する。
あいにく朝から雨模様で、村まわりは家々を回らず、公民館と事業所のみ回ることとなった。少しばかり練習不足な彼らの舞をご覧あれ。
祭りの大役を担う若連中は消防団と並んで、地域のコミュニティづくりには無くてはならないもの。
地域の人たちで守り育て、次世代に引き継いでいく村まつり。
彼らには、そんな雰囲気も肌で感じてほしいと思っている。
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森林たくみ塾
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