ゼミのメンバー3名を連れて、岐阜県森林組合連合会さんの原木市を見学に行って来ました。
土場には建材などに用いられる杉や檜、姫子松などの針葉樹を中心に、ならやほお、クリ、桜などの広葉樹も置いてありました。2メートルから長いもので8メートル、細い木から太い木までたくさんの丸太が置いてあり、圧倒される雰囲気でした。
木材の種類や大きさ、産地などをまとめてある明細書を見ながら、小一時間ほど土場を見て回りました。普段はすでに製材された木材しか扱っていなかったので、丸太の状態で樹種を判断するのは良い勉強になりました。
続いて入札の様子も見学させていただきました。主催者が番号を読み上げ、買い手が入札用紙に希望金額を記入し、一番高値をつけた方に決まります。買い手は製材業者が中心です。
同じ樹種でも僕ら素人には、似た太さ・大きさに見えていましたが、実際入札された金額を比べると倍近く違っていたり、入札者が良質な丸太をどのように目利きしているかを考えさせられましたまた、立木から板材になるまでの流通の一部を見ることができたのは、木工に携わる人間として良い経験をすることができました。
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森林たくみ塾
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