整然と並ぶ材料に凹凸があるのが分かりますか?
「あられ組み継ぎ」と言われる仕口の加工です。
「課題制作」で「板組の木箱」に取り組むとき、塾生がよくこの仕口にチャレンジしています。
ノミ・ノコギリを使いこなし、手加工でチャレンジする塾生もいますが、さすがにこれだけの数を手加工でやるにはムリがありますね。
機械で加工するんだったら、「昇降盤」にカッターの刃を付けて加工するんだろうけど、数が多い時に重宝するのが「コーナーロッキングマシン」という専用機。
この木工機械は複数枚セットできる「カッター」という刃の調整が面倒なのですが、一旦セットしてしまえば複数枚の材料をまとめて加工できるため、ある程度の数があるアイテムの加工に用います。
今回はロット1,000個の木箱×4枚×2ヶ所=合計8,000ヶ所もの加工があります。
まとめて作るとき、こうした専用機が威力を発揮します。
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森林たくみ塾
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