制作実習 ~仕事を身に付ける。

教えないからこそ。

先生が宿題を出し、
先生がテストを行ない、
先生が評価をしてくれ、
先生が新たな課題を提示してくれたり。

日本の学校教育って、
全て先生がやってくれる。

そうは思いませんか?

つまり、
先生の指示通りに
行なうことが勉強だったりする。

先生の指示通りに行っていればいいから、
自ずから受動的な姿勢になる。


ところが、
職人世界の修業を地でいく当塾は、
職人が何かをやってくれる
なんてことがない。

職人は宿題も出さないし、
職人はテストもないし、
職人は評価もしてくれない。
そして職人が新たな課題を
提示してくれることもない。


大学を退学して職人の道に入った私は
この指導方法に随分と翻弄されたものだ。

何しろ、
今までの勉強方法が全く通用しないばかりか、
ここでの学び方がうまく掴めないのだから。

それでも、
受動的な姿勢で勉強するのではなく、
主体的に学ぶ術は、
2年間で体に染み付いたとも言える。

それは、
主体的となって動くということにもつながり、
今でも私の中で原動力となっている。


さて、
スタッフとしてたくみ塾に舞い戻ってみると、
知識を教えるほうが随分楽だ
と気がついた。

そして学ぶ側も、
知識がたくさん身についたと
錯覚することができるのだ。


禅の世界のようだが、
何も教えないからこそ、
何でも学べるようになる。

それが、
たくみ塾の制作実習=木工修業なのだ。
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